お歳暮を贈る習慣の起源

お歳暮は元々お正月に先祖の霊を迎えるためのお供え物として贈られていました。これは中国で神様のお祭りの際にお供え物を季節ごとに送っていたものが、室町代の日本に伝わり明治30年ごろには現在のような形で定着したと言われています。
先祖の霊を迎えるお供え物や新年に向けて福を呼び込むためのお供え物として、当時は塩鮭や餅など年越しに必要な物やお神酒のつまみになるようなスルメなどの珍味がお歳暮の定番として贈られていました。



いずれも日持ちするものが選ばれていて、本家や親元などごく近しい親戚に手渡しで送っていました。



その後商人が取引先などに年末に贈り物を持参して挨拶周りをする習慣が広まり、明治30年ごろになると親や親戚にとどまらず、お世話になった方やお得意様などにもお歳暮を贈る習慣が定着するようになりました。お歳暮には日頃お世話になったお礼をするといった意味合いがあり、そこで心を込めて贈り物をするには「魂を贈り物に結びとめる」といった意味で水引が使われるようになりました。



昔は目上の人や親戚に贈っていたものが、次第にお世話になった方や会社のお得意様にも贈られるようになり、現在では友人や仲間内など気軽に贈られるようにその範囲も広くなった来ました。

普段お世話になっている人に礼を尽くすという意味では、美しい日本文化が広まり受け継がれていくことは非常に喜ばしいことで、こらからも続けて行きたい風習の一つではないでしょうか。

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